清瀬けやきホール
リファイニング事例
東京都心から25Km圏内という立地に清瀬市という街がある。駅前から続くケヤキロードに芸術作品が並び、文化が育まれた雰囲気が漂う。駅前から300mの場所に築32年の清瀬市民センターがあり、機能の更新、老朽化対策、耐震性の向上を含め、再整備のプロジェクトとして、現在、リファイニング計画が進んでいる。
同センターは、市民の各種発表会や鑑賞会、式典、講演会等多目的に利用出来る身近で、小規模なホールとして利用しやすい特性と立地条件の良さから、舞台ホール客席数の増加、音響性能の 向上が最優先項目に位置づけられ、内・外部に増築を行うことによって床面積の確保を行い、新たなゾーニングによって、既存の各諸室の整理を行い、現在のニーズや市民の生活スタイルに合うように再配置した。
デザインのコンセプトとして、「未来・DNA」をモチーフにし、R状の外壁を宙に浮かせ、街の象徴とし、内部には光が満ちあふれ、市民のためのホールとした。
舞台ホール内部は、バルコニー席を設け、座席数を確保し、また、ホワイエを2階に設け、2階からのアクセスとして、座席の角度を付けることによって、鑑賞環境を劇的に改善し、音響性の向上にも繋がるよう計画した。このリファイニング計画が、老朽化、耐震性の不安、機能性の低下という問題を抱えた市民ホールの再生手法として、一石を投じる良い一例となると考えている。
同センターは、市民の各種発表会や鑑賞会、式典、講演会等多目的に利用出来る身近で、小規模なホールとして利用しやすい特性と立地条件の良さから、舞台ホール客席数の増加、音響性能の 向上が最優先項目に位置づけられ、内・外部に増築を行うことによって床面積の確保を行い、新たなゾーニングによって、既存の各諸室の整理を行い、現在のニーズや市民の生活スタイルに合うように再配置した。
デザインのコンセプトとして、「未来・DNA」をモチーフにし、R状の外壁を宙に浮かせ、街の象徴とし、内部には光が満ちあふれ、市民のためのホールとした。
舞台ホール内部は、バルコニー席を設け、座席数を確保し、また、ホワイエを2階に設け、2階からのアクセスとして、座席の角度を付けることによって、鑑賞環境を劇的に改善し、音響性の向上にも繋がるよう計画した。このリファイニング計画が、老朽化、耐震性の不安、機能性の低下という問題を抱えた市民ホールの再生手法として、一石を投じる良い一例となると考えている。
- 設計事務所
- 青木茂建築工房
- 設計工期
- 2008年04月 〜 2010年11月
- 竣工年月日
- 2010年10月
- 延べ床面積
- 3972.81㎡
- 構造規模
- RC一部S造 地下1階 地上4階 塔屋1階
- 所在地
- 東京都清瀬市元町1-6-6
- 種別
- 公共建築