光第6ビル
リファイニング事例
施主は福岡市のベッドタウンである大野城市に5棟の集合住宅を所有しており、管理を行っている。計画の依頼を受けた当初、一番古いもので築34年が経過し、特に光第6ビルでは入居率が半分以下となっていたため、これを手始めにいずれはすべてのビルを順次リファイニングしていきたいという意向があった。特定の地域に離散する集合住宅の再生は団地の再生に似ており、プロジェクトを進めていく中で集合住宅再生の新たな可能性を見出したいと考えている。光第6ビルはこの再生構想の第1弾のリファイニングである。
工事は内装・設備を一新し、エントランスの増築を行いセキュリティの強化を図っている。入居者を確保しながら工事を行うため、工期を3期に分けた住みながら工事を行った。住みながら工事は騒音や振動等入居者に過大な負担を要するのが通常であるが、施主と施工者と協力し監理をしながら入居者のケアに注力した。その結果、3期工事の途中で1~2期工事分の住戸が満室となり、住みながら施工でも入居への影響を払拭できることが証明された。
工事は内装・設備を一新し、エントランスの増築を行いセキュリティの強化を図っている。入居者を確保しながら工事を行うため、工期を3期に分けた住みながら工事を行った。住みながら工事は騒音や振動等入居者に過大な負担を要するのが通常であるが、施主と施工者と協力し監理をしながら入居者のケアに注力した。その結果、3期工事の途中で1~2期工事分の住戸が満室となり、住みながら施工でも入居への影響を払拭できることが証明された。
- 設計事務所
- 青木茂建築工房
- 設計工期
- 2008年12月 〜 2010年11月
- 竣工年月日
- 2011年02月
- 延べ床面積
- 3368.68㎡
- 構造規模
- 鉄筋コンクリート造 地上6階
- 所在地
- 福岡県大野城市上大利2-6-1
- 種別
- 集合住宅