【講演会開催のお知らせ】「ありあいの建築」 〜建築家／九州大学 准教授 岩元真明先生〜

ローコスト建築、リノベーション、地場材の活用など、制限された条件下において、手元にある資源を解釈し、
有効活用して建築をつくることに関心があります。ありあわせで済ませる、切り詰める、使い切る、使い回す、
補いあう・・・などの切実さを伴う建築言語は、省エネルギー、省資源、廃棄物の削減といった現代の課題と
結びつき、「脱成長」と呼ばれる今日的な価値観と響き合うように思われます。最近の近代建築史研究と設計活
動の紹介を通じ、「ありあいの建築」について考察したいと思います。

略歴
1982年東京都生まれ
2005 東京大学卒業／2008 東京大学院修士課程修了／2008-11難波和彦・界工作舎スタッフ／
2011-15 ヴォ・チョン・ギア・アーキテクツパートナー／2015-16 首都大学東京 特任助教／
2015 ICADAを共同設立／2016-九州大学 助教／2024-九州大学准教授（現職）